2008年05月20日

「格安」に問題アリ?! CD-R(DVD-R)の落とし穴!


CDやDVDにも寿命がある?!

普段皆さんが楽しまれている音楽CDや、映画を収録したDVD-Videoディスク、最近大人気のDVDレコーダーで録画に使用するDVD-Rディスクはすべて、「光ディスクの」一種です。現在の世の中では欠かすことのできない、重要な存在と言えますね。

寿命は「半永久」と思われていましたが、日本でCDが発売されてから20年が経過し、実際に「再生不可能」など、トラブルを実感されている方も多く、使用環境によっては数年で再生が不可能になる事が認識され始めました。


格安品にご注意!

最近では、一回録画が可能なDVD-Rメディアが30円程度と、日本の大手メーカー製に比べ3分の1以下といった格安価格で販売されているのを目にする事が有りますが、粗悪なモノが多いのも事実ですので、購入は避けた方が無難でしょう。

せっかく「格安」で買っても、使えないディスクが含まれていては無駄になりますし、また、楽しみにしていた番組が録画出来なかったり、皆さんのお子さんの成長日記などかけがえのない大切な映像が消えてしまっては、それ以上の損害を被る事になるのす。

やはり、長年メディアメーカとして実績有る「大手メーカー製品」を選ぶのが安心です。

ただし、価格の点で気になるのであれば、大手メーカー製品に限らなくても、製造メーカーや発売元の表示が明確で、品質保証が明示されている製品を選ぶと良いでしょう。 大手メーカー製品に比べ、2割程度お買い得な価格が設定されています。

長持ちさせるポイント・テクニック
保管(再生を終わった時)

●温度・湿度変化を避ける
空調機器の近くなど、環境変化の激しい場所は避けましょう。 車中への放置は厳禁です。

●温度・湿度
理想的な保管温度は、摂氏4度~20度、湿度は、20%~50%
最も長寿命が期待出来るのは、温度は18度、湿度40%

●直射日光(紫外線)を避ける
黒いCDケースに入れて保管すればより安心です。 CD購入時のケースが適しています。

●立てた状態で保管
ディスクに無理な力がかかりません。
CD/DVD用のプラスティックケースで充分です。

●ディスクの表面は、他の物に接触させない
ディスク同士を重ねる事はもちろん、簡易式のキャリングケースでの保管も避けましょう。
CD/DVD用のプラスティックケースなら、ディスク表面が空中に浮いている状態ですので、最も理想的です。

●薬品は近づけない
溶剤など、薬品は成分によってディスクの寿命を短くします。 清潔な空気であれば充分です。


取り扱い:

●ディスクを持つときは、外周の端又は、中心の穴を持つ。
ディスク面に触れないようにしましょう。
ケースから取り出すときに、ディスクが曲がるような強い力を加えないように注意しましょう。

●ディスクのレーベル面(記録面と反対の印刷が有る面)に文字を書くときは、溶剤を使用しておらず、筆先の柔らかなフェルトペンを使う。

●汚れなどが付着しないようにする。

●ディスクの汚れは、清潔な綿布で、中心から外側に向かって直線に拭き取る。

●記録用ディスクのパッケージは、記録する直前まで開封しない。

特に注意すべき事項:

●レーベル面(記録面と反対の印刷が有る面)を引っ掻かない。 (レーベル面は、記録面より弱い)

●ディスクのレーベル面に文字を書くときは、溶剤を使用しておらず、筆先の柔らかなフェルトペンを使う。
ディスク記入用に配慮した製品も当社にて販売しておりますので、ご参考にどうぞ!(パイロット、CD Marker)

●一度貼ったラベルをはがしたり、貼り直さない。

長期保管時の追加推奨事項:

●出来る限り、低温、低湿で保管する。

注意は必要! でも過剰なケアは不要・・・

長期保存には、湿気の少ない涼しい場所がより望ましいとされていますが、普段楽しむディスクを、冷蔵や除湿機能のある特別な保存ケースに入れてしまうと、再生の度に、温度や湿度の変化にさらす事になるので逆効果となります。

空調のある部屋なら、直射日光の当たらない場所で、黒いCDケースに納め、室温で保存すれば充分でしょう。

まずは、車中に放置するなど、極端な環境にさらさないように、注意する事から始めましょう!

さいごに

個人で撮影した映像の保管・保存には注意しましょう!

音楽CDやDVDソフトの場合、不運にも再生が出来なくなっても、お店で新しい、同タイトルのソフトを買うことが出来ますし、今後はネット配信などの充実で、「廃盤」の心配も少なくなりますので、延命の為に、過剰な投資やケアは、現実的ではないかもしれません。

一方で、みなさんが個人で撮影されたり、記録された映像は、「購入」する事が出来ませんので、ご自身で保管方法に注意をする必要があります。 

特に大切な映像は、保管方法を注意する事に加え、複数枚コピーをしておいたり、劣化が始まる10年程度以内に、新しいメディアや、次世代のメディアへ、リレーするようにデジタルコピーを繰り返すど、積極的な対策を講じることで、映像データを劣化させることなく、永久に保存する事も可能です。

by.杉浦貞之  


Posted by 杉屋事務器  at 17:29Comments(2)豆知識

2008年05月02日

杉屋事務器のホームページができました!

平素は 株式会社杉屋事務器 に格別のご高配を賜りまして誠に有難うございます。

この度、有限会社ルーコ様のご協力のもと、長年の念願であったホームページを立ち上げることができました。

有限会社ルーコ様のご尽力に心から厚く御礼申し上げます。

このページでは営業部からの新商品や豆知識、各種キャンペーン情報などを皆様にお知らせしてまいりたいと考えております。

ショップブログとはまた一味違う内容で情報提供を行ってまいります。

お得な情報も掲載していきますので、どうぞ末永く宜しくお願い申し上げます。



代表取締役 杉浦貞之  


Posted by 杉屋事務器  at 15:39Comments(0)